■造形について
Q: リング制作で、粘土がうまく木芯棒(付箋紙)に巻き付かない時は?
A: 木芯棒に粘土を巻き付ける際に、粘土表面全体を水で湿らせてから巻き付けます。
Q: どの位まで細いもの、薄いものが作れますか?
A: シリンジタイプで最低でも3層重ねる事が必要です。プレート状で最低でも厚みは0.5mm程度は必要になります。リングやバングルなど1mm以上の厚みをつけたほうが良いです。
Q: ペーストタイプの基本的な取扱いは?
A:・粘土タイプの乾燥品同士の接着
・粘土タイプのひび割れなどの修正
・粘土タイプに模様を描く(ドローイング)などに使用します。
水を加えてやわらかく溶いたり、少し乾かせてパテ状くらいのかたさにするなど、作業しやすいかたさに調節すると良いです。
Q: ノズルの加工の仕方は?
A: ノズルの先端を平らにつぶし短くきります。カッターなどで切り込みを入れ、先端をギザギザにします。
Q: 作品に文字を入れるにはどうしたら良いのですか?
A: 作品に文字を入れるには2つの方法があります。
・粘土状態の時に彫る方法
粘土タイプが柔らかいうちに、先の尖った物でひっかくようにして彫っていきます。
簡単に彫れて間違いの修正などもしやすい反面、彫る際にバリが出てしまうためシャープな文字は表現しにくくなってしまいます。
・乾燥状態の時に彫る方法
乾燥させた粘土タイプに鉛筆などで下書きをし、先の尖ったもので削っていきます。
この方法は、シャープな文字が彫り込めます。
リングの内側に関しても、この方法で同様に彫り込めます。
Q: 造形時に粘土タイプの表面にヒビが入ってしまいました。どうすれば良いですか?
A: 粘土タイプの表面が乾いてくるとヒビ割れます。こまめに水分を補いながら粘土タイプの形を整えていくことがポイントです。
Q: 粘土タイプを練る時に手につきやすいのですが、どうすれば良いですか?
A: 粘土タイプを練る時は、ラップフィルムを使用すると粘土タイプが手につきません。
Q: リングの輪をつくる時にヒビがはいりやすいのですが、どうすれば良いですか?
A: 形を動かす場合は粘土タイプの表面を水で湿らせます。 乾いていた部分に水が浸透してからその作業をするとヒビ割れを防げます。
Q: リングを巻き付けた際つなぎ目はどうしたら良いのですか?
A: リングを巻き付けた際、余分な粘土タイプはカッターでカットし、水をつけた指でこすってそれぞれをなじませます。
つなぎ目部分が分からないようになじませるのがポイントです。
Q: 平板状に粘土タイプをのばすにはどうすれば良いのですか?
A: 粘土を棒状にのばしてから、クッキングシートではさみます。
その粘土の両側に厚紙等(希望する厚さの物)を置きローラー等を転がしますと、均一な厚みの帯状にのばせます。
Q: アートクレイシルバーは一度乾燥させてから形を削ってつくっていくモノですか?
A: アートクレイシルバーは「純銀微粉末」「水」「バインダー」から成る粘土状の純銀素材です。
制作は粘土感覚で乾燥させないように注意しながら行いますので、粘土の柔らかさを生かして自由な造形が可能です。もちろん、いったん乾燥させたものは石膏状になりますのでヤスリや彫刻刀での切削が行えます。
Q: シルバー950の完成品にアートクレイシルバーの粘土を組み合わせて一緒に焼いて新しい作品にすることは可能でしょうか?またその作品を作ったとしたら950とアートクレイシルバーに色の違いがありますか?
A: SV950とアートクレイシルバー650との組み合わせでしたら可能ですが、その作品の焼成には、電気炉(650℃・30分焼成)を使用します。SV950との組み合わせ時に、ご注意していただきたい点 がございます。焼成時にSV950ロウ付け箇所(引き輪・バネ部分等)が取れる可能性がありますのでご注意ください。ロウ付け部分を粘土で完全に包み込むことで、ロウ材が減ってしまっても収縮でつなぎとめることが可能です。
Q: アートクレイの乾燥品に文字や模様を彫りたいのですが、どうしたら良いですか?
A: アートクレイシルバーの乾燥品に文字を彫る時には「ニードル」や「スパチュラ」という道具を使用します。
「ニードル」や「スパチュラ」を使用するとアートクレイの乾燥品に文字や模様をきれいに彫ることができます。
Q: スタンダードの粘土タイプと各種650シリーズは組み合わせができますか?
A: スタンダードの粘土タイプに650粘土タイプ、650シリンジタイプ、650ペーストタイプを組み合わせていただけます。
その際、焼成条件が重要になりスタンダードシリーズの焼成条件に合わせることになります。650シリーズは650℃から焼成可能ですがスタンダードシリーズは焼成可能最低温度が800℃ですので、650シリーズとスタンダードシリーズを組み合わせた場合にはそれぞれがどんな割合で使用されているかに関わらず必ず800℃以上で焼成してください。650シリーズについては銀粉体の細かなものを採用しておりますので熱伝導が良くなり高温での焼成(900℃以上)では部分的に溶ける可能性もあります。より安全に美しく、そして650シリーズの特徴を活かしていただくためにも、2タイプを組み合わせた場合の焼成は800℃30分保持をおすすめ致します。
Q: アートクレイの乾燥品に文字や模様を彫りたいのですが、ニードルの先が滑ってうまく彫れません。どのようにしたら良いですか?
A: ニードルは基本的にアートクレイが乾燥した状態で使用します。乾燥品の表面はかなり固くなっていますのでニードルの先が滑ってしまい、うまく彫れない場合には、乾燥品の表面をウエットティッシュでさっと拭いて湿らすとニードルの先が粘土にひっかかり彫りやすくなります。
ただし、ニードルの先に水分が残ったまま放置しますと錆びる可能性がありますので使用後は必ず水気を拭き取って保管してください。
Q: アートクレイシルバーとアートクレイゴールド/K22を組み合わせることは可能ですか?
A: 焼成温度がそれぞれ異なりますので粘土状態同士を組み合わせて焼成することはできません。
組み合わせる場合は、はじめにアートクレイゴールド/K22のみを焼成し(990℃60分保持)、焼成した22金粘土はアートクレイシルバーの収縮で留めるように施し再度焼成します。